病気になる前に知っておきたい!薬局を活用した最新予防医療の実践ガイド その2

目次

2. 自己判断でのサプリメント選びは卒業!薬剤師が教える体調に合わせた正しいセルフケアの選び方

ドラッグストアや薬局の棚には、数え切れないほどのサプリメントや健康食品が並んでいます。「疲れが取れない」「肌荒れが気になる」といった悩みを抱えたとき、インターネットの口コミやパッケージのキャッチコピーだけを見て、なんとなく商品を選んでいないでしょうか。手軽に購入できるサプリメントですが、実は自己判断での摂取には思わぬリスクが潜んでいます。

特に注意が必要なのが、処方薬との「飲み合わせ」です。例えば、血液をサラサラにする薬を服用している人が、健康に良いとされる納豆キナーゼやイチョウ葉エキスなどのサプリメントを自己判断で摂取すると、薬の効果が強く出すぎてしまい、出血が止まりにくくなる恐れがあります。また、複数のサプリメントを併用することで特定の成分を過剰摂取し、肝臓や腎臓に負担をかけてしまうケースも少なくありません。

こうしたリスクを回避し、本当に自分に必要な成分を効率よく摂取するために活用したいのが、街の薬局にいる薬剤師の専門知識です。薬剤師は薬の専門家であると同時に、健康食品やサプリメントに関する知識も豊富に持っています。「最近疲れやすい」「食生活が乱れている」といった漠然とした悩みであっても、現在の体調や服用中の薬、生活習慣を伝えることで、医学的な根拠に基づいた最適なセルフケア商品を提案してくれます。

相談する際は、必ず「お薬手帳」を持参しましょう。これにより、薬剤師は飲み合わせの相互作用を瞬時にチェックすることが可能です。また、直近の健康診断の結果があれば、数値に基づいたより具体的なアドバイスを受けることもできます。

さらに近年では、厚生労働大臣が定める一定の基準を満たした「健康サポート薬局」が増えています。ここでは、単に薬を渡すだけでなく、積極的な健康相談や病気の予防に関するサポートを行っています。

自己判断でのサプリメント選びから卒業し、プロのアドバイスを取り入れることは、無駄な出費を抑えるだけでなく、将来の健康を守るための賢い投資となります。まずは身近な「かかりつけ薬局」を見つけ、薬剤師を味方につけた正しいセルフケアを始めてみましょう。

その3に続く…

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