未病ケアの新たな担い手:薬局が提案するロンジェビティ・ソリューション その1

健康寿命を延ばしたい、いつまでも若々しく過ごしたいと願う方は多いのではないでしょうか。

近年注目されている「ロンジェビティ(長寿)」という概念は、単に長く生きるだけでなく、健康で充実した人生を送ることを目指すものです。


そして今、この健康長寿のサポート役として新たに台頭してきているのが「薬局」なのです。従来の薬の調剤や販売にとどまらず、「未病ケア」という観点から、病気になる前の段階からの健康管理をサポートする場所へと進化しています。


症状が出る前に体の不調に気づき、適切なケアを行うことで将来の健康リスクを軽減できるという「未病ケア」の考え方。この記事では、薬剤師の専門知識を活かした健康寿命の延ばし方から、最新の薬局サービスの動向、そして知っておくと得する薬局の賢い活用法まで、詳しくご紹介します。


あなたの身近な薬局が、実は健康長寿を支える強力なパートナーになり得るのです。ぜひ最後までお読みいただき、これからの健康管理に役立ててください。

目次

1. 「未病ケア」が寿命を左右する?薬剤師が教える健康寿命の延ばし方

「未病」という言葉をご存知でしょうか?病気ではないけれど、完全な健康状態でもない—そんなグレーゾーンの状態を指します。実はこの「未病」への対応が、あなたの健康寿命を大きく左右する可能性があるのです。


日本人の平均寿命は世界トップクラスですが、問題は「健康寿命」と「平均寿命」の差。男性で約9年、女性で約12年もの期間、何らかの介護や支援が必要な状態で生きることになります。この差を縮めるカギが「未病ケア」なのです。


薬局では近年、単なる調剤業務だけでなく、生活習慣病の予防や未病段階でのアドバイスなど、健康寿命延伸に向けたサポートを強化しています。大手ドラッグストアチェーンでは、血圧や血糖値などの簡易測定サービスを提供し、結果に基づいた生活習慣のアドバイスを行っています。


特に注目したいのは「体内年齢」を意識したケアです。実年齢より体内年齢が若ければ、それだけ健康寿命も延びる可能性が高まります。未病の段階で食事、運動、睡眠、ストレス管理などの生活習慣を見直すことで、体内年齢を若く保つことができるのです。


薬剤師に相談すべきポイントは、「なんとなく調子が悪い」という自覚症状です。疲れやすい、眠りが浅い、食欲が変化した、など小さな変化も見逃さず相談することで、重大な病気への進行を防げることがあります。

また、サプリメントや健康食品の選択についても、薬との飲み合わせなど専門的なアドバイスを受けられます。


未病ケアは、医療費削減という社会的メリットもあります。病気になってからの治療より、予防にかかるコストの方が圧倒的に低いからです。セルフメディケーション税制なども活用しながら、薬局を健康管理の拠点として活用してみてはいかがでしょうか。


健康寿命を延ばすためには、医療機関にかかる前の段階、つまり未病の時点でのケアが重要です。あなたの街の薬局は、そのための心強いパートナーになってくれるはずです。

その2 へ続く

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